家にいる時の楽しみは、オンラインゲーム。暇さえあれば、画面の向こうの人とプレイしています。次の日の仕事は考慮しますけど、それでも眠たくなるまでやめられない(笑)。ゲームって何も考えずに集中できるから好きなんです。

そんな僕も20代後半に突入しました。これまでは10代の役や学生の役が多かったけれど、ここ数年は刑事や弁護士、落語家と、初めて経験する役が多くてとてもありがたいです。

今年は恋愛映画にも初めて挑戦しました。あまりイメージがないと言われましたし、それは僕も「確かに」と思います。でも、みなさんの想像の範囲内でウロチョロしていても、僕自身がつまらないですから。

人のイメージ通りに生きるというのも役者としてはひとつの手かもしれません。「安定してるよね」とか「この人はこうじゃなきゃ」と言われるのもアリだと思いますが、せっかく生きているんだから、たとえ人から嫌われるような役でも、「表現者としてこんなものもできる」というところを見せたい。それこそ誰も想像できないような役柄を演じることで、みなさんを裏切っていきたいですね。

【関連記事】
NHK朝ドラ『らんまん』万太郎のモデル・牧野富太郎が綴った植物の魅力「植物に趣味を持つならば、その一生を通じてどのくらい幸福であるかはかり知られぬ」
朝ドラ『らんまん』万太郎のモデル・牧野富太郎が「夢のように美しい」と綴った高山植物の魅力とは?「登山した人々の見逃してはならぬもの」
朝ドラ『らんまん』主人公のモデル、牧野富太郎が「世界に誇るに足る」と語った日本の植物とは?「いちょうもそてつも世界へ見せびらかすに足る一つ」