フロイトやユングと並ぶ心理学界の巨匠で、“自己啓発の父”とも呼ばれるアドラー。アドラーを長年にわたり追い続け、「アドラー」、「アドラー心理学」に関する著書を多く著してきた岩井俊憲さんが、数多ある本の中から選んだ、アドラーの本質を理解するための言葉をご紹介します。アドラー心理学では「共同体感覚」という、家庭や職場などの共同体にいる仲間に関心をもち、役立とうとする信頼や共感、貢献感を重要視しているとのこと。そして今回ご紹介するは、愛・パートナーシップについて。アドラーが教える、結婚する際に大切なこととは――。
結婚とは共に生きる決意
結婚とは、共に生きると決意すること。そして、お互いの人生を助け合い、豊かにすること。
そう考えることのできる二人であれば、結婚は建設的なものになる。
『人はなぜ神経症になるのか』より