<『もしも海賊に襲われたら 究極のサバイバルシリーズ』より>
「もしもオオカミの群れに遭遇したら」「もしも栓抜きが見つからなかったら」…。このような「もしも」の事態が起きたとき、どのように解決しますか?確率は低いですが「まさか」が起こるこの時代、いつか命にかかわる危機に遭ってしまうかもしれません。そこで今回は、米国の作家ジョシュア・ペイビンさんとデビッド・ボーゲニクトさんが<ありえない状況>を切り抜ける方法を大真面目に解説した著書『もしも海賊に襲われたら 究極のサバイバルシリーズ』から、「ダーツの矢が刺さった」ときの対処法をご紹介します。

もしもダーツの矢が刺さったら…

1. 頭、首、胸、背中に深く突き刺さっている場合は、無理に抜かない。

清潔で小さめのタオルを冷水ですすぎ、しっかり水気を絞ってください。

そのタオルをダーツの矢に巻きつけて、それ以上深く刺さったり傷口が裂けたりしないように固定してください。

そのまま病院へ連れていくか、救急車を呼びましょう。

2. ダーツを抜く。

腕や足に刺さった場合は、すばやく一気に引き抜いてください。

ケガの2次災害を防ぐために、抜いたダーツは安全な場所に置いておきましょう(ダーツの矢が跳ね返っていたり、すでに抜けていたりする場合は、どこに刺さったのか確認すること)。