2024年9月9日放送の『徹子の部屋』に、演歌歌手の川中美幸さんが出演。腰を骨折した時の苦労や、色々チャレンジしているという趣味、大先輩・八代亜紀さんとの思い出について語ります。今回は、新曲や、母親の思い出について語った、2024年04月28日の記事を再配信します。
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2月21日に発売した新曲「人生日和」が有線の演歌歌謡曲リクエストランキングで1位を獲得するなど、力強く歩みを重ねる演歌歌手の川中美幸さん(68)。5月に行われる松竹新喜劇公演にも初出演し、新たな一歩も踏み出します。歌手生活47年。道のりを支えてきたのは2017年に亡くなった母・久子さんの教えだといいます。(取材・文・撮影◎中西正男)
松竹新喜劇さんに出してもらうことに
歳を重ねると、去年できていたことができなくなる。身長も低くなる。そんなことを日々感じます。「しんどいなぁ」となることも増えてきます。(笑)
ただ、歌手をやって47年。本当にいろいろなことを経験してきましたし、歳を取ることの意味も感じています。今回、初めて松竹新喜劇さんに出してもらうことになりました。これもね、今の自分やからこそ出してもらえるんやろうなと思います。
昔から松竹新喜劇は大好きで、亡くなった母とずっと見てました。そんなことが影響しているのか、自分のコンサートもね、よく考えたら松竹新喜劇に似た味になっているなと。トークで笑ってもらって、話の内容によっては涙を流してくださる方もいらっしゃる。そして、もちろん歌でも楽しんでいただく。あらゆる感情を揺さぶることが、泣き笑いの松竹新喜劇と共通しているのかもしれない。そんなことを思ってはいたんです。
先日、松竹新喜劇の方とお食事に行かせてもらった時に「いつか出たいんです」と思い切って言ってみたら、言霊というのか、それが実現しました。