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はじめに ポイントがもらえる株主優待は思ったより多い?
ポイントがもらえる株主優待のメリットと注意点は?

長期保有するとポイントが増えていく特典も

また、NTTとして知られる日本電信電話(9432)(株価148.3円、最低投資額1万4,830円)にも株主優待があり、100株保有で、2年目(保有期間が2年以上3年未満)はdポイント1,500ポイントがもらえ、5年目(保有期間が5年以上6年未満)はdポイント3,000ポイントがもらえます。権利月は3月です。

auブランドの携帯事業で知られるKDDI(9433)(株価4,685円、最低投資額46万8,500円)では、100株で株主優待がもらえ、いくつかの中からPontaポイントを選べます。1年以上の継続保有が必要ですが、1年以上で2,000Pontaポイント、5年以上3,000Pontaポイントと増えていきます。

大手通信企業以外にも、ポイントを株主優待にしている企業はあります。例えば企業の健康保険業務を代行するバリューHR(6078)(株価1,767円、最低投資額17万6,700円)では、バリューカフェテリアの年会費無料や、カフェテリアポイントが株主優待です。このカフェテリアポイントはdポイントに交換できます。

注目したいのは長期保有するとポイントが増えていく点で、100株では、1年未満だと2,500ポイントがもらえますが、1年以上は3,500ポイント、3年以上では5,000ポイントになります。権利月は12月です。

 

バリューHRの株主優待
バリューHRの株主優待(筆者撮影)