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気分が華やぐ春は、新しいことを始める好機です。このタイミングに、なんとなく続けていた人間関係や生活のルール、家事、お金のことを見直してみませんか?今の自分に本当に必要なものは何なのか。
毎日を心地よく過ごすために、自分にとって何が必要で何がいらないと考えているのでしょうか。『婦人公論』の読者アンケートでお聞きしました。(構成◎村瀬素子)

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家計管理が苦手な私たち
生活にも心にも、ゆとりがありません!

アンケート結果
アンケート結果

 

● 医療・介護費用

*人生100年時代と言われて初めて不安が募り始めた。100歳になったとき、まわりに友達は残っているのか、介護保険はちゃんと機能して満足に使えるのかなど、心配なことばかり(68歳・離別・職業不明)
*遠方の義母が施設に入るときの立替金に加え、私たち夫婦の施設入居費用も用意しなければならないし、遠くにあるお墓もわが家の近くに移したい。老後は何かとお金がかかる(67歳・既婚・パート)
*歳をとると体のあらゆる部位にガタがきて、必然的に医療費が高くなる (75歳・既婚・無職)
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● 住まいの維持

*年金は増えないのに、マンションの修繕積立金は2〜3年ごとに上がるのがつらい(89歳・離別・無職)
*持ち家ですが、築20年。これから修繕や家電の買い替えが必要になると思うと憂鬱。一昨年、いくつか家電を買い替えただけで100万円もかかったので……(76歳・死別・主婦)
*家や土地の固定資産税の負担が思った以上に大きい。死ぬまで払い続けられるだろうか(66歳・既婚・パート)