大河ドラマから朝の連続テレビ小説、そして話題作への出演が続き、今もっとも旬な俳優の一人として活躍する高橋一生さん。4年ぶりの舞台『天保十二年のシェイクスピア』が今週末2月8日に開幕する。出演を前に、生活について、仕事について、率直に語った(撮影=岡本隆史 構成=渡辺美和子)
※本記事は、『婦人公論』2020年1月28日号(1月4日発売)に掲載されたものです
※本記事は、『婦人公論』2020年1月28日号(1月4日発売)に掲載されたものです
今まで通り“まんま”でいきたい
今年40歳になります。20代の頃と比べて体力が落ちたという実感はまったくなく、むしろ今が全盛。けれど、体調には気を付けています。役者の使命として動ける体をできるだけ保持しておきたいので、ここ2〜3年は自宅にそろえたトレーニングマシンで運動するようにしているんです。
相変わらず料理も好きで、毎日ではないですが自分で作っています。先日、友人を家に招いたときはサーモンスープを作りました。少し前に北欧に行ったので、その味を思い出そうと思って。好評でした。
和食が好きで、特に煮物をよく作りますし、ごはんは玄米を炊きます。自炊するのは健康管理のためではありません。そこを目指すようになったら、僕もいよいよです。(笑)
いつまでも若くいたいかと問われれば、僕は今まで通り、“まんま”でいきたいと答えます。たとえば50歳になる頃には白髪になっていたいので、今からどんどん生えてきてほしいです。髪全体が真っ白になるには、あと20年くらいかかるんでしょうか……。