
どうして私は違和感を感じるのだろう…(写真:stock.adobe.com)
気になるニュースや家族のモヤモヤ、日々の生活で感じたさまざまな思いや誰かに聞いてほしい出来事など、読者からの投稿を紹介するWEBオリジナル投稿欄「せきららカフェ」。今回ご紹介するのは、50代の方からの投稿です。SNSの〈いいね〉に違和感を感じていたそうで――。
いいねからの卒業
SNSは、〈いいね〉をし合うもの。「見たよ」「いいと思ったよ」など、反応することでの繋がり合い。〈いいね〉から卒業したものの、実際に会った時に、関係性が変わってしまうかもしれない。そんな恐れがまだ残っている。
「〈いいね〉をすることって、そんなに苦痛?ほんの一瞬のこと。そんな心の余裕がないの?」と、多くの人は思うはず。
〈いいね〉ひとつで済むことだ。何もわざわざやめることはないのに、どうして私は違和感を感じるのだろう。
〈いいね〉に頼らなくても、人に会えたり、話せたり、共に時間を過ごせるからだろう。でも、それで自分は満足できていても、相手には伝わらない。
私が〈いいね〉をしなくても、してくださる方々ばかりだ。まさに、年賀状を出していないのにくださる方々と同じ。相手に見返りを求めていないのだろう。
〈いいね〉を卒業して感じているのは、今度会えた時に、明るく、楽しく、いい時間を過ごせる努力をしようということ。嫌いとか、会いたくないわけではないから。
それが分かってもらえるかどうかは、別問題。
SNSも続けている。でも、〈いいね〉は卒業中。
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