アイ・ケイ・ケイホールディングスの株主優待でもらったお菓子の写真。
アイ・ケイ・ケイホールディングスの株主優待(筆者撮影)
4月の「株主優待」の数は少ないのですが、権利を取得すれば、毎月、何かしらの「株主優待」が届くわけです。例えば、缶入りのお茶など自社商品を送ってくれたり、ラーメン店でどれでも好きな商品を1品無料にしてくれたりする銘柄があります。また、利用時のちょっとしたテクニックでより楽しく“優待ライフ”を過ごすコツもあります。※株価は4月9日終値
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食費が助かる4月銘柄
女性におすすめ4月銘柄 東京駅は“ギフトホールディングス天国”? 伊藤園で使える「ひとテク」

食費が助かる4月銘柄

物価高に助かる、食費を削減できそうな銘柄を紹介します。

伊藤園(2593※)(株価3,197円、最低投資額31万9,700円)は、言わずと知れた「お~いお茶」などを製造販売する飲料メーカーです。「株主優待」は100株で1,500円相当、1,000株で3,000円相当の商品がもらえます。緑茶や烏龍茶が多いですが、過去、いただいたものには野菜ジュースなども入っていました。

※証券コード…証券取引所に上場する企業に割り振られる識別コードです。従来は数字のみの4桁で構成されていましたが、2024年1月以降に新規上場した企業には、数字だけでなく英文字も入ったコードが設定されるようになっています。

そして、ギフトホールディングス(9279)(株価2,904円、最低投資額29万400円)は、ラーメン好きなら必見の銘柄。

横浜家系ラーメンの町田商店を展開している会社で、100株を長期で保有すると“増え”、1年未満では1枚ですが、1年以上では2枚の食事優待電子チケットがもらえます。しかも、権利月は年2回、4月のほか10月もあります。

こちらは、お店で食べる場合、対象店舗の「好きなもの1杯」。物価高の現在に嬉しい「株主優待」内容でもあります。よくばってトッピングなどを“マシマシ”してもよく、町田商店で頼むとするならば煮卵やチャーシューが乗った「MAXラーメン大盛(1,280円)」でもいいのです。これは「ラーメン並盛(930円)」を頼むより金額も高いです。

また、テンポスホールディングス(2751)(株価3,420円、最低投資額34万2,000円)は中古の厨房機器販売をする会社なのですが、4月は100株で1,000円分の食事券8枚がもらえます。そして権利は4月のほか10月もあり、10月では1万円~3万円の食事券が抽選で当たり、当選しなくても500円分がもらえます。つまり、年間で8,500円~3万8,000円分がもらえる計算で“当たれば大きい”です。

このテンポスホールディングスの「株主優待」は、ステーキのあさくまの飲食時に利用するほか、ネット通販サイトの「あさくまファーム」でお買物もでき、フルーツ詰め合わせをもらうこともできました。