(『あんぱん』/(c)NHK)

現在放送中の今田美桜さん主演・連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。6月6日に第50回が放送されました。嵩の出征式に登美子が現れ、「生きて帰ってきなさい!」と叫び憲兵に連行されそうになるという衝撃の展開に。登美子が憲兵に連れて行かれそうになるとのぶが登美子をフォローしました。本音をずっと言えなかったのぶの久々の「はちきんぶり」にSNSやコメントにはさまざまな意見が寄せられました。

*以下第50回のネタバレと次週予告の内容を含みます。

<第50回あらすじ>

坊主頭の嵩を見て全てを悟ったのぶは、「おめでとうございます」と頭を下げる。

迎えた出征の日。

町の人たちに激励される嵩に、千代子(戸田菜穂さん)も必死に言葉を絞り出す。

すると、商店街の奥から響き渡る声が…!!

「嵩、死んだらダメよ」と叫んだのは登美子(松嶋菜々子さん)だった。

「絶対に帰ってきなさい。逃げ回ってもいいから、卑怯だと思われてもいい。何をしてもいいから。生きて。生きて帰ってきなさい!」と嵩に告げる登美子。

国防婦人会の民江が「息子を立派に送り出すのが務め」と諭すと登美子は反論し、「死んだらダメよ!生きるのよ」と嵩に伝える。

そこに憲兵が現れて、登美子を反戦主義者として連行しようとする。

のぶが割って入り、「国を思う気持ちはみんな同じ」だとして、「生きて戻ってしてほしいと願うのは母親なら当然」と登美子をかばった。

嵩に「必ずもんて来。お母さんのために、生きてもんて来」と伝えるのぶ。

非国民として憲兵が登美子とのぶを連行しようとすると、嵩は登美子の行動を謝罪してその場を収めた。

その後、高知連隊へ配属された嵩だが、福岡の小倉連隊へ転属することに。

そこで出会ったのが――。