「自分は悲観しやすいタイプ」「他人と自分を比べてしまう」といったことに悩んでいませんか。心理学者の内藤誼人さんは「たいていの心の問題は、自分でどうにかできるものなのです。悩みがひどくなるまえに、自分の心は自分でケアしてしまいましょう」と、心のセルフケアの重要性について話します。そこで今回は、内藤さんの著書『いいことが起こる人の習慣』から、気持ちが晴れやかになるヒントを一部ご紹介します。
イライラしたときにずっと同じ場所で考えていませんか?
実際の生活の中ではあまり聞かない言葉ですが、ドラマや映画などではよく「少しは頭を冷やせ!」というセリフを聞きます。
頭を冷やす必要があるほどカッカしている人に諭すように、あるいはなだめるように言い聞かせる言葉なので、カッカしている人を見ることがそれほどない実生活においては、なかなか使う機会のないセリフです。
ただ、高ぶった自分の感情を抑えたり、頭に血が上った状態を鎮めたりしたいときには、本当に「頭を冷やす」ことが有効です。
カッカした頭を冷やして、激高した感情を鎮めようとすることは、じつはとても理にかなっているという研究があります。