部屋にモノが散らかって困っているという人は多いのではないでしょうか。「断捨離」の提唱者であるやましたひでこさんは、「『私にふさわしいもの』を自らの胸に徹底的に問いかけた上で、過剰なモノを手放す」ことを勧めます。そこで今回は、やましたさんの著書『モノが減ると心は潤う 簡単「断捨離」生活』から抜粋し、お届けします。
バスタオルは使わない
上質なフェイスタオルを自分のために誂える
子どもの頃、わが家にバスタオルはありませんでした。きっと使っているお宅など、ごく少数だったのではないかしら。バスタオルの大きさに慣れてしまうとフェイスタオルが小さく感じるものですが、昔はそれで十分でした。バスタオルはいつの間にか私たちの生活に入りこんでいましたね。
温泉に行く時、皆バスタオルを持っていきますが、私は持っていきません。フェイスタオル1本で体を洗い、固くしぼって体をふく。そう、タオルは万能です。タオルの使い方にルールはありません。
というわけで、私は家でもバスタオルを使いません(お客さま用にあることはあるのですが)。
使っているのは、フェイスタオル6枚。大きさも種類も統一した、上質なホテル仕様の白い無地。自分をもてなすために、ぜひここはお金をかけたいところです。