BS11「婦人公論 女性の生き方研究所」より(以下同じ)
雑誌「婦人公論」でもおなじみの著名人が登場し、人生に役立つノウハウを伝授するBS11のミニ番組「婦人公論 女性の生き方研究所」。過去の放送回を配信している「婦人公論」公式YouTubeで「江原啓之の『幸せぐせ』を身につけよう①」(9月15日放送)が、再生回数31万回を突破しました。「婦人公論」の連載でも読者のお悩みに答えてきた江原さん。そんな江原さんの言葉を動画から紹介します。

不幸になる3つの原因

「婦人公論」で続けている私の連載「『幸せぐせ』を身につけよう」の相談者は、主婦の方が多いです。

もうお子さんが巣立った人や、新たに家族が増えて悩みが多くなる人もいます。本当にそれぞれですよね。寄せられる相談から、自分自身が学ばせていただいています。

その中で、お悩みを抱える方には必ず共通したポイントがある。私はこれを「不幸の三原則」と呼んでいます。

まず「自己憐憫(れんびん)」。「私ってこんなにかわいそうです」って、やみくもに「かわいそう」って決めているんです。

「責任転嫁」は、「嫁が悪いから、息子が悪いから…」というもの。

そして「依存心」。「息子がちゃんとしてくれたら、嫁がちゃんとしてくれたら」とかね。最後の「依存心」で雑誌に相談が来るんですよ。

幸せを作るのはご自身の努力ですからね。そこで不幸の三原則に陥ってしまうと、次に前へ進んでいこうというステップに行けないのです。

それで幸せになる「考え方のくせ」をつけさせていただきたいと思って連載を始めたのです。

――幸せとか不幸は自分自身で変えられる?

もちろんです。「幸せぐせ」を身につけることによって、それぞれが抱えている問題を全部幸せな方に変えていくことができますから。

「婦人公論」で連載中の「『幸せぐせ』を身につけよう」