中園ミホ
中園ミホさん(写真:本人提供)
連続テレビ小説『あんぱん』の脚本を手がけた中園ミホさんは、占い師としても活動してきた経験から、「60歳で運気は一巡して、2周目の人生が始まる」と語り、40代以降の人に向けて「新しい人生を恐れないこと」を勧めます。そこで今回は、そんな中園さんの著書『60歳からの開運』から抜粋し、再編集してお届けします。

「占い」が人生を導いてくれた

はじめまして、中園ミホです。世間一般的には脚本家としての顔の方が知られていると思いますが、実は私、占い師の方がキャリアは長いのです。

私が占いの勉強を始めたのは10代の頃。10歳で父を亡くし、19歳で母を亡くし、よるべない気持ちでいた時、母の友人の占い師の方から占いを教わり、その先生のアシスタントとしてキャリアをスタートさせました。

当時は大学で脚本を学んでいたのですが、占いに没頭していて、卒業までに書いた脚本は母のお葬式を題材にした一本だけでした。思えば、若くして身寄りをなくし、暗闇の中で何か人生の道しるべや導く手が欲しかったのかもしれません。

大学卒業後は広告代理店に入社しましたが、あまりに実務能力がなさすぎる自分に絶望して、1年あまりで退社しました。

「もう自分にできることはないんじゃないか?」

「これから、どうやって生きていこう?」

そうした最中、人生を導いてくれたのはやはり「占い」でした。私は四柱推命と数気学をもとにしたオリジナルの「福寿縁うらない」という方法で、運命を占っています。生年月日から自分の運命数を算出し、12個ある自分のタイプを知ります。そして、それぞれのタイプが今、人生の運気のどの流れにいるのかを導き出すのです。