これからも和気あいあいと、同じような人生を歩んでいくのだと思っていたのに…
保育園で出会ったママ友・モエカさんとは、家が近所で娘たちが同い年ということもあり、すぐに親しくなりました。お互いの家を行き来し、夕ご飯を一緒に食べることもあった私たちは、これからも和気あいあいと、同じような人生を歩んでいくのだと思っていたのです。けれど、ある日モエカさんから聞かされた話は私の想像をはるかに超えるもので……

1話よりつづく

突然の引っ越し

 

 

 

「子どもがいないから、私たちのこと、実の子みたいに思ってくれてるんだって」

社長夫婦のことをそう話していたのを聞いたことがあります。モエカさんが仕事で遅くなるとわかれば、保育園のお迎えもしてくれるし、子どもたちが風邪をひけば、病院に連れて行ってそのまま一日面倒をみてくれる。一方、私はといえば……。