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Japan is becoming a cashless society.
(日本はキャッシュレス社会になりつつある。)

【キーワード】
cashless society=現金を使わない社会

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キャッシュレスは本当に便利?多様化する支払い方法

今年の目標は節約すること。そこで、キャッシュレス決済を始めました。キャッシュレス化することは英語で、going cashless(ゴーイング・キャッシュレス)と言います。ただ僕の場合、現金を持つ必要はなくなった代わりにカードが増えて、かえって財布がかさばるようになってしまいました。だけど、ポイントなどを貯めるのは楽しいですね。

世界で最もキャッシュレス決済が普及している国はスウェーデン。もはや現金を使う人は1割程度で、cashless society(キャッシュレス・ソサイエティ。現金を使わない社会)と言われているそうです。スマホなどで取引し、現金の取扱いをしない銀行や、皮膚に埋め込んだマイクロチップで支払う方法まであるのです。

アメリカもcashless revolution(キャッシュレス・レボリューション。キャッシュレス革命)を進めています。しかし、想定外の問題も。現金払いを受けつけない店舗が増える一方で、スマホなどを持っておらずキャッシュレス決済ができない貧困層や、学生、高齢者などの「デジタル弱者」も大勢いるのです。これでは、キャッシュレス決済ができる人とできない人で違うレストランに行くような事態にもなり、「キャッシュレス格差」が広がってしまいます。また、慈善団体の多くは、寄付を現金で受け取っているのです。そのため、キャッシュレスが当たり前な人ほど、募金する機会が減ってしまいます。

こうした問題に対処すべく、cashless reversal(キャッシュレス・リバーサル。キャッシュレスの逆転)をする店が出てきました。キャッシュレス化した店が、また現金を受け取るようになっているのです。