イラスト◎bonbon
開運アドバイザーで「婦人公論」の愛読者でもある“アラフィ婦”さんが綴る、主婦投資家の株日記。お金とは切っても切れない(?)開運術も伝授しますのでお楽しみに! 株価に一喜一憂などしない愛犬ちゃろ(柴犬・♀・4歳)も登場しますよ~! 第9回は「年末は株価があがるってホント?」です。

※この記事は、あくまで個人的見解に基づくものであり、投資や個別企業の株取引を推奨するものではありません。投資は自己責任で行ってください。

「脱炭素」がキーワード

株、上がっていますね。毎日毎日上がるものですから「押し目買い待ちに、押し目無し」で、新しい株を買えずにおりました。 
※【押し目買い・おしめがい】株価が上がっている状況ながら、一時的に株価が下落したタイミングで買うこと)

それが、前回、こちらの更新をした直後の11月30日に下がったんですよ。調整がないとか書いていたらいきなり調整入って「あらヤダ」と思ったのですが、弱小個人投資家としては買いチャンスです。「やれやれ売り」したお金で今度こそ上がる株を買わねば。
(※【調整が入る】株価の上昇や下落がそれまでと逆の動きをすること。今回は上昇している株が利益確定でいったん売られて下がることを言っています)

というわけで11月30日に3銘柄買いました。「ホンダ」「日本電気硝子」「太平洋セメント」。私にしてはシブいチョイスです。

購入の決め手となった理由をざっくり言いますと。

「ホンダ」は水素で走る車の開発にも以前から取り組んでいて、菅政権の「2050年カーボンニュートラル・脱炭素社会の実現を目指す」という政策に合っていると思ったこと。それと、発売されて1カ月の電気自動車「ホンダe」がすごくイーと聞いたから。

「日本電気硝子」はそのホンダeのディスプレー用カバーガラスを提供している会社です。ハンマーでたたいても割れないガラスってすごいと思ったの。スマートフォンやタブレット端末などにも採用されるとか。私の割れまくるスマホ(落とすから)にも採用してほしいわ。液晶パネルにしても太陽光パネルにしても、今後も需要ありと見ました。

そして「太平洋セメント」は、セメント製造プロセスを活用した大型リチウムイオン電池リサイクル事業を開始したと聞いて。

3つとも「脱炭素」がキーワードで、その中でも割安な株です。この割安というのが大事でね。脱炭素銘柄というと「日本電産」とかすぐ出てきますが、もう人気が過熱していて手が出ません。

と、私の購入銘柄を紹介しましたが、決して推奨銘柄ではありませんよ。投資は自己責任でね。

それに私、この3銘柄は長期ホールドというよりも年末にかけて上がると良いなあと思って買ったもの。上がったら年内に売るよ!