「損はしていない」

というのも12月は、私にとって年間株売買の決算月。

基本は長期ホールドと言いつつ売りたい株も出て来るし、損切りは嫌だけどご縁を切りたい株も出てきます。

そういった株を整理するのが12月。最終的に株や投資信託は1年間の利益に対して課税されますから、仮に12月までに50万円の利益があれば、マイナスになっていた株を30万円処分してもその分課税額が減るし、年間でプラスならノープロブレム。

とはいえ、やっぱり損切りが嫌いな私、売るときは抱き合わせで売って「まるで損切りしていない風」を装います。

私の過去最大の損切りはバイオ株の「メディネット」で、600円で買っていたのがいつのまにか200円を切って100円台をダラダラするのが続いたとき、さすがに戻る気配もないしこのまま見ているのがつらいと年末に処分しました。

その時も「ユーグレナ」とか「タカラバイオ」とか利益が出ていた株と一緒に売って、プラスマイナスでなんとかプラスにしました。そうすると「うん、バイオ系ね。まるっと整理したけど損はしていないよ」となり気持ち明るいのです。

本格的に株で儲けている人からは、何故そこで、上がっている株を一緒に売るのかわからないと叱られますが、私の心の平穏のためです。

11月30日に買った株たちは、実はその抱き合わせ候補。今のところほんの4日間ですが順調に上がっています(12月4日現在)。実は12月は株が上がりやすいと言われている月。相場格言に「掉尾(とうび)の一振」というのがあります。