イラスト:若林夏
ウィズコロナの暮らしも早2年。この間に様変わりしたものといえば、働き方にお金の使い方、そして健康維持の方法でしょうか。できなくなったこと、失ったものをつい嘆きがちですが、前向きにとらえてポジティブな効果を得た人も。読者127人の実状は――(イラスト=若林夏)

前向きにとらえて元気に

●家族に会えないことで、一人暮らしの楽しみを知り、ようやく自分と向き合えるようになった。今が私の人生だ。

(86歳・主婦)

 

●友人と会えなくなって、本当に大切なつきあいかを考えた。会いたい人は2人ぐらい……と改めてわかった。

(68歳・主婦)

 

●人と会う代わりに自然と向きあうことにした。除草作業からも気力をもらえる。

(68歳・パート)

 

●卵巣がんの手術をした。ただ、抗がん剤治療は副作用で歩行困難になり断念。命と引き換えの決断だったが、なんと今、がんが消えている。

(76歳・年金受給中)

 

●姑の葬儀はこぢんまりと、でも温かく送ることができた。

(65歳・主婦)

 

●娘とメルカリにハマり、家中のものを断捨離。ちょっぴり収入増。

(55歳・パート)