体調不良を機に、食にこだわるようになったリサコさんですが(写真はイメージ。写真提供:写真AC)
健康な人ほど体の状態に細やかな意識を向けて、必要とあればそれなりのお金を使っている。ではいったい、何に、いくらくらい費やしているのか。60歳のリサコさんは体調不良を機に食へこだわるようになったそうですが、かけた金額と、実感している効果とは──

スムージーに抗酸化作用のあるアマニ油を入れて

体調を崩したことをきっかけに、食にこだわるようになったのは、福岡県在住の眼科医・リサコさん(60歳)だ。

「40代の半ば頃だったでしょうか、とにかく疲れてだるくて動けなくなりました。結局、甲状腺機能低下症の橋本病だとわかったのですが、その時に『これからは病気になって治療するのではなく、医師として日頃から免疫力を上げていく生活を送らなくては』と思ったんです。そこからは抗加齢医学を学び、体作りの基礎となる食にも注目するようになりました」

以来、赤身肉や青魚などでたんぱく質をしっかり摂る、免疫力を上げるビタミンDを含む食材を意識して食べることなどを続けているリサコさん。

なかでも欠かせないのが、7万円で購入した高機能ブレンダー「バイタミックス」で毎朝作る、野菜のスムージーだ。

材料はブロッコリーの茎、小松菜、リンゴなどといった旬の野菜や果物。近所の青果店で、生産者の顔が見える新鮮なものを購入している。寒い季節にはじゃがいも、ほうれん草、玉ねぎなどをスープにして飲んでいるそう。