中年になる過程で誰でも必ず通る「クローゼットはパンパンなのに」「何を着ていいかわからなくなる」というお悩み。パンツもスカートもシャツも、たくさんあるのになぜか今日着る服「だけ」がない。ウェブショップ「HACHITEN」のオーナー・佐藤加奈子さんも、かつては同じ悩みを抱えていたそうですが、今はそうした「あるある!」ネタを、4.5万人を超えるフォロワーを持つInstagramを通じてバッサバッサと解決しています。その佐藤さん「おしゃれを楽しむには『艶期』『無味無臭期』『集大成期』といった”転換期”を意識して」と言いますが――。
おしゃれスランプは定番マイナーチェンジで乗り切る
おしゃれ大好きな人も、そうでない人にもやってくるおしゃれスランプ。
30歳を過ぎた頃からなんとなく、今までの服が似合わなくなってガーンと打ちのめされちゃうんですよね。
でもそれは、次のステージへ向かっている転換期。焦って今までの「好き」を否定せずとも(私はしたけど)、素材やシルエットのマイナーチェンジで乗り切れます。
例えばマイ定番のボーダーTシャツも、縞のピッチや首の空き具合を変えるだけで大丈夫に。その連続の先に、新しいステージが待っています。