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日本人にとって身近な米から作られた「米粉」。小麦価格が高騰する今、小麦に代わる存在として注目されています。実は15年ほど前にも小麦価格の高騰による「米粉」ブームが巻き起こっていたのですが、主に製粉コストの高さが問題視され、すぐに下火となりました。しかし、今は当時よりもさらに小麦価格が高騰しており、製粉コストの高い「米粉」との価格の差が徐々に縮まりつつあります。「米粉」は小麦アレルギーやセリアック病などの原因となる「グルテン」を含まないため、近年トレンドの「グルテンフリー」食材としても注目度が高いようです。この記事では、「米粉」の主な特徴と種類、料理への活用例をご紹介します。

米粉とは?

米を細かく砕いて粉にしたものを「米粉」といいます。

米粉は日本に古くからある食材で、米菓や和菓子などに使用されてきました。近年では製粉機の技術向上に伴い、パンやケーキ、麺など幅広い食品に使用されるようになってきています。

日本国内の主食用米の需要が年々減少する中で、米の新たな用途として注目されている食材です。

「荻原博子「食料価格高騰!乗り切る切り札は?パン食→米食で一食で50円節約し、国も守る」」はこちら

米粉の種類

もち粉

精白した「もち米」を原料とする米粉です。米を水洗いしてから、水を使わず乾かした状態で粉砕し、乾燥させて作ります。主に大福の皮の材料に使われます。

ふわふわもちもちとした食感をしているため、ケーキやドーナツなど洋菓子の材料としても適しています。

白玉粉

もち米を原料とした米粉です。もち粉とは製造工程が少し異なり、粉砕する際に水を使います。プルプルもちもちとした柔らかな食感で、冷めても固くなりにくいという特徴があります。白玉団子によく使われます。

上新粉

通常の食事に使用されている「うるち米」が原料の米粉です。この「うるち米」を精米したものが「白米」で、「うるち米」とはお米の分類のことです。粘りはなく、歯切れのよい食感をしています。だんごやういろうなどを作るのによく用いられます。