ファッションのアドバイス本やコーディネート本を読んで実践してみるも、「なんだか思ったイメージと違う…」と感じた経験はないでしょうか。「骨格診断、低身長・高身長、やせ・ぽっちゃり関係なし!頭身が低くても大丈夫!そのままの体型であか抜けられます」と語るのは、ファッション業界で25年間、6000人以上の女性をスタイリングしてきた黒田茜さん。同じ骨格診断・身長・体重でも、「頭身」が違うと服を着た時のバランスが変わってきます。日本人の頭身に合った、パンツ、デニム、スカートからTシャツまで、あか抜けアイテムの選び方とは――。
テーパードパンツは9分丈以上のものを選んで
テーパードパンツとは、腰まわりはゆったりで、裾に向けて細くなったシルエットのパンツです。
細くなったシルエットをなるべくギリギリまで保ちたいので、9分丈(くるぶし上)から10分丈の長さのものを選んでください。
日本人体型さんは、7分丈だと寸足らずな印象になり、結果、短足に見えます。
シルエットがゆったりしすぎると、もんぺ風になるので注意。腰まわりは下着のラインを拾わない程度のゆとりで、ふくらはぎはパンツに張り付かない程度のフィット感がベストです。
歩くとき、ふくらはぎにつっぱり感がないか、確認してください。
なお、ひざ下まで裏地が付いているほうが、歩いたり座ったりしても、ふくらはぎに張り付きにくいです。