「本当の私は誰にもわからない。でもよく考えてみたら、私はひとりの時間がすごく好きだったなあ、と思って。それまで、夫とは仕事以外の時間を常に一緒に過ごしてきたので、ひとまず「自分の部屋がほしいかも」と相談して、自宅にはじめて私の部屋をつくらせてもらいました。」(撮影:大河内禎)
「しゃべるのに、それまでの倍くらいの力が必要になりました。声を出すだけで疲れる。収録中のなにげない会話や説明が面倒くさい。だから、どんどんしゃべりたくなくなる。」(撮影:大河内禎)
「会話に支障があっただけの不調が、歌声にまで及んでしまった。これ以上、病状を隠し続けることはできませんでした。」