記事本文へ戻る 作家・佐野洋子さん(写真提供:オフィス・ジロチョー) 2005年の母の日、広瀬さんは佐野さんに携帯電話を贈った。「使い方を教えて」と言わない母に、あえて無関心を装う(写真提供:オフィス・ジロチョー) 没後10年の今年刊行された佐野洋子さんの作品『嘘ばっか』(中公文庫)。佐野さんらしいユーモアと毒がきいている 「老いようが、がんになろうが、おふくろと僕の関係性を変えないようにしていました」(広瀬弦さん)