曽野綾子「自らを助けようという意思のない相手は、お金を出せば出すほど、依頼心が強くなる。政府は怠ける。出さないことは辛いが、私たちはその国の自立を考えるために、悲しみを持って理性に殉ずべき時に来ていると思う」(1994年撮影、本社写真部)
曽野さん、難民の支援活動をする中で「100%支援という援助の方式に、深い疑問を感じるようになった」といいますが――(写真提供:Photo AC)
『幸福は絶望とともにある。』(著:曽野綾子/ポプラ社)
政府は自国民の不幸な人たちを自国の責任において救わねばならないのに、何をしているのだ(写真提供:Photo AC)