最新作のポジャギは、「布のステンドグラス」という言葉がぴったりの美しさ。3ヵ月程度で完成したそうで、その制作スピードに驚く
玄関には彩り豊かな一枚を壁掛けとして。その下の薬箪笥にもポジャギが敷かれている
吉本潤さんは、これまでステンドグラス、彫金、アメリカンキルト……とさまざまな手工芸に打ち込んできた。自宅には父から受け継いだ民藝家具や自身で集めた李朝家具などが数多く並ぶ
<包んだり、覆ったり>食卓の料理にかぶせて使うために生まれたかたち。中央につまみがついている
いま制作中のポジャギは二重仕立て。裏返すと、布の重なり合う様子がわかる
<包んだり、覆ったり>袱紗として使うポジャギには、さまざまな大きさのものを包めるよう、紐がついている。韓国ではポジャギごと相手に渡す(撮影:下村亮人)