谷川彰英
たにかわ・あきひで
作家(地名作家)、教育学者、筑波大学名誉教授(元副学長)
1945年長野県松本市生まれ。柳田国男研究で博士(教育学)の学位を取得。学問もそれに基づく教育も人間を幸福にするためのものでなければならないとの思いで、教育改革と地名研究に取り組んできた。筑波大学退職後は自由な地名作家に転じ、多数の地名本を出版。NHK「人名探究バラエティ――日本人のおなまえっ!」など各種番組にも出演してきたが、2018年2月に突如体調を崩し、翌19年5月にALS(筋萎縮性側索硬化症)の宣告を受けた。しかし、それに負けじと本の執筆を継続。ALSに関する著書に『ALSを生きる いつでも夢を追いかけていた』(2020年)、『夢はつながる できることは必ずある!――ALSに勝つ!』(いずれも東京書籍、2022年)があり、本書が3冊目。地名本には『日本列島 地名の謎を解く』(東京書籍、2021年)、『全国水害地名をゆく』(インターナショナル新書、2023年)などがある。

エッセイ
ALSになってからの執筆活動を支えてくれたのは障害者の意思疎通用に開発されたパソコン。そして、司令塔になってくれた妻の存在だった
谷川彰英2025年10月18日

エッセイ
「ALS×高齢者×コロナ」で生き地獄に。想像を絶する痛みに苦しめられるなか、追い打ちをかけるように「病院関係者とのコミュニケーション問題」が発生し…
谷川彰英2025年10月17日

エッセイ
「一人寂しく死を迎えるのか」ALS宣告に涙したけれど…難病にめげずに執筆を続けたことがきっかけで生まれた小中学生との交流が教えてくれたことは…
谷川彰英2025年10月16日

エッセイ
「難病と闘う日々は苦しく辛い。でも…」72歳でALSの宣告。歩くこともしゃべることもできなくなっていくなか、「生きるしかない」と腹を括った
谷川彰英2025年10月15日