上田紀行

上田紀行

うえだ・のりゆき
文化人類学者

1958年東京都生まれ。文化人類学者、医学博士。東京工業大学教授・リベラルアーツ研究教育院長。東京大学大学院博士課程単位取得退学。86年よりスリランカで「悪魔祓い」のフィールドワークをおこない、その後「癒し」の観点を最も早くから提示し、現代社会への提言を続けている。日本仏教の再生に向けての運動にも取り組み、ダライ・ラマ14世との対談書も出版。東工大学内において、学生による授業評価が全学1200人の教員中第1位になり、2004年に「東工大教育賞・最優秀賞」を学長より授与された。著書に『生きる意味』(岩波新書)、『かけがえのない人間』(講談社現代新書)、『愛する意味』(光文社新書)などがある。

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