小さな子どもがいると、決して体調を崩すわけにはいかないというプレッシャーが大きい(撮影:本社・中島正晶)
令和3年度の「全国ひとり親世帯等調査」によると、日本における母子世帯総数は、約119万5千世帯と推計されています。「離婚したとき、『離婚なんてして』という声もあったし『離婚できて羨ましい』という声もあった」と語るのは、シングルマザーとして子育てをしながら、タレントとして活躍している青木さやかさん。青木さんは「2人というのは気楽だが、小さな子どもがいると決して体調を崩すわけにはいかないというプレッシャーが大きい」と言っていて――。

わたしは“バツイチ”“シングルマザー”

うちには、いま中学2年生の娘がいる。いわゆる“シングルマザー”というやつだ。

結婚したときは、もちろん離婚なんて考えていなかったが、結果離婚したということは、お互いにハンコを押したということだ。

離婚したとき、「離婚なんてして」という声もあったし「離婚できて羨ましい」という声もあった。

さやかさんは仕事をもってるから離婚できていいね、ということでもあるのだと思う。

それはそうかもしれないが、旦那さんのお金で生活ができてありがたいという謙虚さがわたしにはそもそもなかったのだと思う。

だから、自分では金銭面で生活できない、というのは離婚へのストッパーになるからいいんじゃないかな? と思う。