岩崎城

そのようなお話を聞いたところで、バスは岩崎城址公園の駐車場へと到着しました。バスを降り、岩崎城歴史記念館へと進む先では橋が見えてきました。

その橋の下にあるのは、いわゆる空堀でした。この空堀、記念館の解説によれば小牧・長久手の戦いでの激戦を想定して整備されたものとのこと。立派なわけです。

見事な空堀(写真:婦人公論.jp編集部)

記念館では、岩崎城や日進市の歴史、特に300人で7000人の池田恒興らと戦ったという丹羽氏重の奮戦について知ることができました。

個人的に「死闘を経て、川は丹羽勢の血で赤く染まった…」とのアナウンスが流れ、実際に川が赤く染まる演出がされる展示模型は迫力があってイチオシです。

ちなみにこの岩崎城は近年になって整備されたもので、いわゆる”模擬天守”とのこと。天守閣まで上がると、展望台になっています。当日は晴天でしたので、かなり遠くまで見渡すことができました。