Q. 血管を強化するために摂りたいのは?

A)サンマの塩焼き
B)サバの煮つけ

 

魚の脂肪に多く含まれるDHA、EPAといったオメガ3系脂肪酸は、血液の流れをスムーズにして動脈硬化や血栓の発生を抑え、心血管疾患や脳卒中などのリスクを下げるのに役立つといわれています。

オメガ3系脂肪酸はマグロやサバ、サンマなどの青魚に多く含まれますが、効率よく摂るにはどう食べるかが大事。ベストは熱を通さずに生で食べることで、たとえばマグロの刺身なら、刺身3切れ(40g)で1日の摂取目安量を補うことができます。

焼き魚と煮つけを比べると、グリルやフライパンに脂が流れ出てしまう焼き魚より、煮魚のほうがおすすめなので、正解はサバの煮つけ。野菜を合わせて煮汁を吸わせれば、脂を含んだ汁もいっしょに食べられます。

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