大神家で誰かが具合が悪くなると作るユッケジャンスープ。見た目より結構辛いです

 

 

大神いずみさんは、元読売巨人軍の元木大介さんの妻であり、2人の球児の母でもある。苦しいダイエットをしている最中に、長男が大阪の高校で野球をやるため受験、送り出すという決断をしている。夢と希望にあふれてスタートした高校生活はコロナや怪我で波乱万丈。そしてこの夏で引退を迎えた。球児の母として伴走する大神さんが、この2年を振り返る。

前回「夫・元木大介が巨人軍のコーチ業を終え、5年ぶりに家にいる。久々の家族団らんに、スープの味も違って感じる」はこちら

「怪我」と「病気」が一番怖い

私の寝る前のルーティンを全て終えて、フカフカのお布団に肩まですっぽり包まれス〜っと眠りに落ちる、あの至福の瞬間。

いつの頃からか、あの時間に、その日にどんなことがあっても、私の頭に浮かぶたった一つの言葉がある。
「今日もみんな、無事でありがとう」

そう。
スポーツ選手と結婚して子どもたちも同じようにスポーツをやっていて、何が一番恐ろしいかというと、「怪我」と「病気」なのだ。

怪我はなくともいろんなことは起こる毎日ではあるが、大抵のことは時間と共に、とりあえず過ぎ去っていくもの。
だが体に起きることは回復するまでに多少なりとも時間がかかる。一瞬のことで何ヶ月も、もしかしたら何年もその箇所を患うことにもなりかねないのだ。わたしはもう、自分のみならず家族の体に何か起きることが今日も、

怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い…。