(イラスト:島内美和子)
結婚は家と家の繋がり。嫁は婚家に従うもの――。そんな時代錯誤な価値観は忘却の彼方となったはずの現代。リアルな声を聞いてみると、嫁と姑という関係が一筋縄ではいかないことが見えてきます。上手にお付き合いしている人もいれば、昭和の価値観に悩まされる人も。その違いはどこにあるのでしょうか(イラスト=島内美和子)

「嫁・姑」にイラッとすることは…

姑/嫁のココが好き!

【嫁からの声】

●家族一同はもとより、まわりの人の幸せをいつも考えているところ
(57歳・パート/姑88歳)

 

●自分が姑に苦労したので、嫁にはあんな苦労をさせまいとしてくれる。言いたいことも我慢してくれていると思う
(55歳・会社員/姑80歳)

 

●とにかくいつでも楽観的。私と性格が真逆で頼りになり、実の母より何でも相談できる存在
(59歳・パート/姑89歳)

 

●そっと見守ってくださっている
(47歳・公務員/姑75歳)

 

●いっさい命令的なことを言わない。他人の悪口を言わないところは、人として尊敬しています
(58歳・会社員/姑85歳)

 

●思ったことを隠さず口に出すのでわかりやすい
(66歳・会社員/姑91歳)

 

●いつも米や野菜を送ってくれる姑は、私にとっても親と呼べる唯一の人になりました。愛おしく思っています
(61歳・自営業/姑90歳)