(2)中級落ち込み(落ち込み度★★☆)

大切な人間関係や自分にとって大事なことでそこそこ落ち込んだら、「心の叫びノート」を書いてみましょう。悔しかったこと、心配、不安といった心のもやもやをノートに書き出します。

書き終わったら、その気持ちに対して本音をぶつける「本音トーク」をノート上で行います。つまり、落ち込む原因に対する怒りや不安を思いつくままにノートに書き殴る行為です。

ときにはスピードアップ、ときには大きな字に、ときには強い字になりますが、自分の感情を文字にして、怒りや悔しさを書き出すことで心が少しラクになります。

また、この対策を重ねるうちに自分の落ち込みパターンが見えてくるので、同じ失敗をしない、冷静に物事を判断するクセがつき、落ち込み回避にもなります。


(3)上級落ち込み(落ち込み度★★★)

(2)の対策を試して、それでもまだ気持ちが沈むときは、その気持ちを「もやもや君」と名付けて、「まぁまぁ」となだめすかせながら付き合ってあげます。

ややこしい原因から無理に脱出しようとしても苦しくなるなら、考えすぎないことも大切。「こんなときもあるさ~」と思うだけでもOKです。あとは時間が解決してくれるのを待ちましょう。

『人生が「楽しい!」であふれだす ポジティブウォーキング!!』(奥田詠子:著/KADOKAWA)