(撮影:城健太[vale.]/写真提供:KADOKAWA)
60歳をこえているとは思えない、キレのよいダンスがインスタグラムで注目されている、ウォーキングインストラクターの奥田詠子さん。いつまでも若々しい心と体でいるために、「ボディ」と「マインド」の両方からアプローチする「ポジティブウォーキング」を提唱しています。今回はその中から誰でもすぐできる、《マインドワーク》と《るんるんモーション》にチャレンジ。落ち込んだ時、いつまでもクヨクヨ悩まず、前向きになれる奥田さん流対処法とは――?

落ち込みには、自分なりの対処法を見つけましょう

ポジティブを掲げる私だって、もちろん落ち込むことはあります。それどころか、私はもともとネガティブ思考で、いつまでもクヨクヨと悩んだり不安になったりしやすい性格でした。今の私からは想像もつかないかもしれませんが(笑)。

そんな性格を変えられたのは、もちろん「ポジティブウォーキング」で体と心を鍛えてきたからではありますが、もう一つ、落ち込んだときの、私流の対処法をお教えします。落ち込み度合い別の対処法ですのでぜひ参考にしてください。

もちろん、この通りでなく、自分流でいいのですが、落ち込んだときの対処法を持っていれば、ハッピーな時間を増やすことができると思うのです。

 

(1)初級落ち込み(落ち込み度★☆☆)

たとえば、仕事で小さなミスをしてしまったとかちょっとした落ち込みのときは、行動から気持ちを浮上させましょう。

これまでもお伝えしている通り、体の動きと気持ちは連動しています。この効力を利用して行動から心にパワーをもたらしましょう。

「大丈夫!」「やったー!」とポジティブな言葉を言ってみる、ガッツポーズをしてみるのもいい方法です。