初めて訪れるときは…

別府は“なんでも勢揃い”なのが魅力的なものの、初めて訪れるときはどこへ行けばいいかわからなくなります。私的には、

・竹瓦(たけがわら)温泉(繁華街の中にそびえ立つ、別府のシンボル的な温泉施設)
・鉄輪(かんなわ)温泉(温泉街っぽい情緒。むし湯が強烈で、火葬されている気分になる)
・明礬(みょうばん)温泉(山の上にある、硫黄のにおいたっぷりな白濁温泉のエリア)

をまずはおさえたらオッケーだと思います。

そして、コバルトブルーな観海寺温泉の「いちのいで会館」、3種の源泉がミックスされた鉄くさい「柴石(しばせき)温泉」、泥湯が人気な「別府温泉保養ランド」、地元の人ご用達の共同浴場「不老泉」「駅前高等温泉」、「杉乃井ホテル」「AMANE RESORT SEIKAI」「ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ」などのホテルの美しい湯場と、すてきな温泉たちを楽しんじゃいましょう。

別府の温泉は100円から10万円まで、すべてがサイコーです。別府を知らないなんてもったいない。

※本稿は、『女ひとり温泉をサイコーにする53の方法』(幻冬舎)の一部を再編集したものです。


女ひとり温泉をサイコーにする53の方法』(著:永井千晴/幻冬舎)

訪れた温泉は約500湯。
ヒマさえあれば女ひとりで温泉を巡りまくっている「温泉オタク会社員」による温泉偏愛エッセイ!

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