体型診断はあくまで「目安」

ボディタイプ診断は、いかがでしたか?

ここでご紹介した診断は、あくまで「着たい服を自分に似合わせる」ためのちょっとした知識であり、目安です。決して各タイプですすめられた服しか着てはいけないという「縛り」ではありません。

「服とは、なりたい自分になるためのツールである」ということを理解して頭に入れておいてくださいね。これを忘れてしまうと、どうしても「診断に依存する」「診断に振り回される」という状態になってしまいます。

「骨格診断では『ウェーブだからフェミニンなものが似合う』と言われたけれど、顔タイプ診断では『クールカジュアル』と言われて、どちらを選べばいいか困ってるんです」

「私はフェミニンなものが好きなんですけど、骨格診断では『ナチュラルだからカジュアルなものが似合う』と言われたので、そちらを着たほうがいいんでしょうか?」

これらは、典型的な「診断迷子」の例です。こうなってしまわないように、ファッションの本来の目的をしっかり心に留めておいてくださいね。

とはいえ、服を選ぶときに「私の体がきれいに見えるのはどっちの服だろう」「迷ったときはやっぱり診断に従うべき?」などと、悩んでしまうことはあると思います。

こんなとき、私の答えはただひとつ。

「あなたが好きなほうの服を着てください」以上です。

そんな適当な……と思われたでしょうか?でも、私がこう言うのには、ちゃんとした2つの理由があるのです。