0.6以下になったら手術適応
白内障にすでになってしまった目は、手術で治します。現代では、それしか方法がないのです。とはいえ、この手術と多焦点レンズが劇的に進歩していますので、手術後には裸眼でよく見える目になります。
白内障の手術とは、簡単にいえば、レンズの役目を果たしてきた水晶体が濁って見えなくなったので、手術で新しい人工レンズに入れ替え、視機能を回復させる手術です。
手術を受けるにあたっては、まず目の機能について検査をします。最初に行うのは視機能の代表、「視力」の検査です。
どの程度、視力が悪化したら白内障手術のタイミングかというのは、一人ひとりの希望が違うので一概には言えないものの、1つには、「運転免許の視力検査に通るかどうか」が判断基準になります。
実際は取り締まりがゆるいのですが、日本の普通免許の合格視力は0.7以上です。つまり0.6以下になったら手術適応ということです。