「コンロの青い火」が見えにくくなったらすぐに手術を
パイロットなど職業によっては、視力が1.0あっても「白内障で光が乱反射し、見えにくいので手術してほしい」といった希望もあります。
また、一般的には検査をしませんが、白内障では「色覚異常」も起きるため、色覚表で色覚障害の検査が必要な場合もあります。
たとえば紺色を黒色と勘違いする。銀行の説明文の薄い赤の文字が見えない。紫色を黒っぽい色と思っていた。ガスコンロの青い炎がよく見えない。
こういった症状があるときはできるだけ早く白内障手術をしたほうがよいので、症状があったら主治医に必ず伝えてください。
※本稿は、『100年視力』(サンマーク出版)の一部を再編集したものです。
『100年視力』(著:深作秀春/サンマーク出版)
人にとって情報の「9割」は目から。
それなのに、数ある臓器のうち「目」だけは「むき出し」の臓器。100年時代とはいえ、目の寿命は60年ほど。健康長寿をかなえるなら、「長持ちする目」は必須です。
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