マッチョを大事にする会社は、人を大事にしてくれる会社

私たちがフィットネス実業団を立ち上げると、マッチョ×介護という新鮮なマッチングは多くのマスコミから注目されました。

立ち上げから選手の採用まで深くコミットしてくれたインフルエンサーは、実業団が軌道に乗ってからは契約が切れて東京へ戻りましたが、その後もビジョナリーの応援団としてマッチョ×介護の新しい世界観を応援し続けてくれています。

インターン体験後、「介護、俺にはやっぱ無理っす」と言い出すマッチョは、誰一人いませんでした(写真:『マッチョ介護が世界を救う! 筋肉で福祉 楽しく明るく未来を創る!』より)

実業団の選手にも、SNSなどを通じて情報を活発に発信してもらいました。

すると、熱気あふれるトレーニング風景やコンテスト出場時のキレキレの肉体美と、利用者とその家族への優しい気遣いにあふれた介護シーンとのギャップが大きな反響を呼び、多数のコメントを頂戴するようになりました。

私たちに反響を寄せてくれたのは、実業団への入団を希望する選手だけではありません。むしろ、フィットネスに縁もゆかりもないタイプの人からのメッセージが多く寄せられるようになったのです。

「自分自身はトレーニングをしているわけではないですが、日々鍛えているマッチョさんがいっぱい働いている会社って何だか楽しそうですね」

「若い人たちのチャレンジを全面的に応援してくれる会社なら、私もいつか働いてみたいと思いました」

「介護という仕事に勝手に抱いていた暗いイメージが、ガラリと変わりました!」

そういった声が多く寄せられたのです。私の狙いは、当たったのです。