(写真・図表提供:芳田さん)
普段なにげなく書いている文字ですが、書き方を少し変えるだけで、運気が変わると言います。筆跡仕事人のアドバイスをもとに、「なりたい自分」を目指しましょう(構成=上田恵子 写真・図表提供=芳田さん)

1よりつづく

金運アップを願うなら〈弘法〉〈等間隔〉がポイント

金運アップを叶えたい人は、漢字を末広がりに書くとよいでしょう。わかりやすく「間」「同」という文字を例に解説します。

●金運アップを狙うなら…

 

上の2つは、左右の縦線が下へいくほど末広がりに開いていきますね。これを〈弘法型〉と言い、逆に下方にすぼまった書き方を〈下狭型〉と言います。

どっしりとした弘法型は、見る人に安心感と安定感、おおらかさを感じさせる。発展していこうとする意欲が無意識に働いている書き方です。

一方の下狭型は、先細りでもろい印象。不安定な状況を招きやすい。末広がりに書くほうが金運アップ文字です。

「明」の例を見ましょう。横線は心身のバランスの良さや計画性の有無を表します。横線を〈等間隔型〉に書くと、生活全般が安定するようになる。

また「日」と「月」の間、へんとつくりの間の〈気宇〉は気の通り道で、情報や知識、ものやお金が入ってくるスペースです。ゆったりと余裕がある〈開空間広型〉にすると金運や人間関係に恵まれやすくなるので、やや広めに書くことをおすすめします。