当たり前の思考だと、当たり前の結果しか生み出さないーー(写真提供:Photo AC)
人生には誰しもつらい時期がある。だが、「そんな時でも自分の考え方ならいつでも変えることができる。そして、それこそが成功の第一歩だ」と説くのは、自費出版から異例の全米ベストセラー書籍を生み出した、ダリウス・フォルーさん。ダリウスさんは正しいベクトルで考える「思考術」を紹介するなかで、「当たり前の思考は当たり前の結果しか生み出さない」と言っていて――。

「意思決定」について

私はだんだんと、昔から「当たり前」とされているような考え方を嫌うようになった。それは、人と違うことを目指しているからではなく、当たり前の思考は当たり前の結果しか生み出さないからだ。

私はそれでは満足できない。それにあなただって、当たり前の結果で満足するようなタイプなら、そもそもこの記事を読んでいないだろう。

ここで「意思決定」について考えてみよう。昔からもっともよく使われている意思決定の方法は、プラス面とマイナス面をリストにするというものだ。

ちなみに、この方法を最初に記録に残したのは、アメリカ建国の父の1人で、雷が電気であることを発見したことでも知られるベンジャミン・フランクリンだ。

1772年、友人であるジョゼフ・プリーストリーに宛てた手紙の中で、フランクリンはこの意思決定法について書いている。そして現代の私たちも、何かを決めるときはいつもリストをつくっている。