二択なら「2つ」選ぶのもあり

ここで視点を変えて、この型にはまった思考(箱内での思考)から抜け出してみよう。

あれかこれかの二者択一ではなく、もしかしたらもっとたくさんの選択肢があるかもしれない。人生では、必ずどちらかを選ばなければいけないわけではない。むしろ、あれもこれもどちらも選べることもある。

私もかつては、自分のビジネスを始めるには会社を辞めなければならないと思い込んでいた。友人の多くもそうだ。しかし、そんなことを誰が決めたのだろう?

私の場合、自分のビジネスが思うように成長しなかったころ、並行して大手IT企業で働いていた。自分のビジネスは夜と週末(そしてたまに平日の昼間)、そしてそれ以外の時間は会社で働く。

あるいは、会社勤めをしながら起業するという方法もあるだろう。ここで言う「箱の外に出て考える」とは、こうやってさまざまな可能性を探ることだ。