自分に自信をつけるためにインテリアを整える

一見関係ないように思える、インテリアと日々のお悩み。でも心理カウンセラーの著者によると、お部屋を整えることで、悩みとの向き合い方が変わってくるといいます。

<お悩み その7>
苦手な上司だけど頑張ってうまくやっていきたい……

(答え)
上司に気に入られようとして忖度しすぎていないでしょうか。自己肯定感が高い人は上手に距離感を持って相手を眺めることができます。そうすると相手のために何ができるのかが見えてきます。

また相手を「こういう上司だ!」と決めつけていませんか。その思い込みは視野を狭くしてしまいます。広く周囲を見る心を養うには、自然に触れ心を柔軟にすること。

観葉植物を部屋に飾ったり、ベランダや庭で植物に触れましょう。相手のよいところを見つけ出せるようになり、上司との人間関係もよくなると思います。

<お悩み その8>
義理の両親とそりが合わずどうもしっくりいきません

(答え)
家族になったのだからうまく付き合おうと、話を聞いたり、気を使ったりと、努力をされているかもしれませんね。でも大前提として、相手が変わることを期待してはいけません。関係をよい方向に持っていきたいなら、自分の行動を変えていきましょう。すると相手のいい面に気付くなど、心がポジティブな面を探すようになります。

ちょっとでもネガティブな感情がわいてきたら、キッチンや洗面所のシンクの磨き掃除を習慣にしましょう。その場がみるみるきれいになることで、プラスの感情に変わっていきます。

ネガティブな感情がわいてきたら、キッチンや洗面所のシンクの磨き掃除を習慣に。その場がきれいになることで、プラスの感情に変わっていきます(写真提供:Photo AC)


<お悩み その9>
人付き合いは少なく、ずっとひとりかも……と思うと少し怖い!

(答え)
日常の人付き合いに変化がなくちょっと生活がマンネリ化していたり、社会とのつながりが希薄になっていたりしませんか。すると「自分は人の役に立っていない」「誰からも必要とされていない」という気持ちが強くなり孤独に。誰かの役に立っていると感じられると幸福度はアップ。まずは、自分らしさを感じさせてくれるキッチンを整えて自分の魅力を再発見!

好きな色や柄のエプロンをして、誰かのために食事づくりを! 気持ちが上向いてくると他人のいいところにも気付き、つながりを築くきっかけを教えてくれます。