【自律神経のバランス・4つのパターン】
緊張が続くような生活は交感神経が過剰になり、逆に刺激のない生活は副交感神経が過剰になって行動力が低下。どちらも低いと無気力で常に疲れているような状態に(図を拡大

では、自律神経が乱れると、気分にどう影響するのでしょうか。上の図を見てください。これは「自律神経のバランス」を示したものです。縦の矢印は交感神経、横の矢印は副交感神経を示し、上(右)に行くほど強く働いていることを示します。理想的なバランスは右上。交感神経も副交感神経もしっかり働き、内臓の機能も良好。心身ともにベストな状態です。

それ以外の3つは、バランスが悪いことを示します。左上はイライラや緊張・不安により交感神経が過剰になっている状態。血管がギュッと収縮し、血圧が上がりやすい。日本人に多いタイプです。

右下は副交感神経が過剰で、活動するのがしんどい、体がだるいと感じます。アレルギーを誘発しやすい状態です。左下が最も危険で、交感神経も副交感神経もレベルが低いため、呼吸が浅く、血流や消化も悪いという状態。ほぼ無気力になってしまいます。「ご機嫌」でいるためには、右上の状態を目指す必要があるのです。

自律神経を語るうえで欠かせないのが腸との関係です。両者は相互に関連しており、腸内環境の悪化は自律神経を乱す大きな原因に。逆に腸内環境が整うと副交感神経の働きがよくなり、自律神経のバランスが整うといわれています。

また、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの多くは腸で作られるため、腸内環境が乱れてその分泌量が減ってしまうと幸福感を感じにくくなるのです。つまり「ご機嫌」でいるために腸のケアは欠かせないということです。