生活習慣の改善でご機嫌を取り戻せる

では、自律神経を整えて機嫌よくいるためのコツを具体的にお話ししていきます。基本は「食事」と「運動」と「睡眠」。食事はおもに腸内環境を整えることを意識して、食物繊維や発酵食品、セロトニンの原料となるトリプトファンを含む鶏肉を積極的に食べましょう。

そして、朝・昼・晩三食きちんと食べ、空腹時間が長くならないこと。おなかが空くと交感神経が優位になり、イライラして食欲が増してしまいます。過食は血糖値の上昇を引き起こし、自律神経の乱れにつながるため、食事は腹七分目を心がけて。

そしてよく噛むこと。一定のリズムを感じると副交感神経が優位になり、悪化していた血流が改善するので、緊張が解けてストレスも軽減。不安な気持ちを解消できます。また、噛むことで腸を刺激し、消化を助けてくれる、といいことずくめです。

運動も自律神経を整えるのに不可欠。運動をすれば交感神経が優位になり、運動後は副交感神経が優位になるため、運動習慣は鈍っていたスイッチを切り替えやすくする効果があります。

いつもより遠いコンビニまで歩いたり、エレベーターではなく階段を使ったりするのでもいいでしょう。私は毎日、神社にお参りに行くことを運動の代わりにしています。

睡眠の質も大切です。本来、入眠するときは副交感神経が優位である必要がありますが、ストレスを感じていたり、寝る前にスマホを見たりすると交感神経が優位に。これが自律神経の乱れを引き起こし、睡眠の質を低下させます。

寝つきが悪い人は、セロトニン不足や日中の運動量が足りない可能性も。太陽の光を浴びる、寝る前にお風呂で体温を上げておくなど、生活を見直すとぐっすり眠れるようになるはずです。