あきらめてしまうのはもったいない
ここで一句。
喜寿迎え 探し続ける 好きなこと
人生100年時代といわれる中で、老後に何をしていいのか分からず、不安を感じている人は多いのではないでしょうか。
私の周りにも、定年退職したら予定がゼロだという人は結構います。
若い時ほど身体(からだ)も自由が利かなくなりますしね。
また、現役時代に仕事などで成功を収めた人ほど、できない自分を人に見せたくない気持ちが勝り、新しく何かを始めるのを躊躇(ちゅうちょ)してしまいがちです。
でも、年のせいにして、興味のあることをあきらめてしまうのはもったいないと思うんです。あきらめなかったおかげで今、私は毎日が充実しています。
だから、この記事を読んで、「年を取ったからできることもあるのだ」と知ってもらえたら。
そして、何かにチャレンジするきっかけになれたら、うれしいです。
※本稿は、『ひまができ 今日も楽しい 生きがいを - 77歳 後期高齢者 芸歴5年 芸名・おばあちゃん』(ヨシモトブックス)の一部を再編集したものです。
~『ひまができ今日も楽しい生きがいを』出版記念 サイン&撮影会~
芸人・おばあちゃんのサイン&撮影会が23年4月10日(水)に神保町よしもと漫才劇場にて開催。当日、劇場のショップで書籍『ひまができ今日も楽しい生きがいを』をご購入いただいた方に限り参加いただけます。詳細はXのおばあちゃんの書籍アカウントにてお知らせしています。
『ひまができ 今日も楽しい 生きがいを - 77歳 後期高齢者 芸歴5年 芸名・おばあちゃん』(著:おばあちゃん/ヨシモトブックス)
71歳でひょんなことから吉本興業の芸人養成所(NSC)に入り72歳で芸人デビューした、その名も「おばあちゃん」。
――おばあちゃんはなぜ芸人になったの? そして、なんでそんなに楽しそうなの? クスっと笑えるエピソードやホロリとくる昔話までたくさん語ってくれました。