しっかり大学で何かを学んで欲しかった

大学に入ったというより、親から離れて自立するまでの、子どもとしての貴重な「ロスタイム」だと思っていたんだろうか、わたし。
あ、初めてサッカー用語を使ってみました(^_^)v。

いま親の立場になってみたら、そんな都合のいい考えで学費仕送り出させて大学に行ったのか、と腹立たしい。こら!ちゃんと勉強せんか!
親はしっかり大学で何かを学んで欲しかったのだと、今なら本当にわかります。すんばせん。

入学したての翔大。野球部のスーツを着るようになりました。脱いじゃってますけど。

言うまでもなくそんなわたし、大学の履修単位を楽々取得していったわけではない。かなぁり大変な思いをした。4年生のとき一般教養の「体育」の単位を下級生と一緒に履修していたとだけ、ここには書いておこう。

そんな時代を高い高いお立ち台に立って謳歌していた4年間。(あ、ジュリアナという意味ではなく。あの格好が苦手で一度も行ったことはなかった。一度くらい行っとけばよかったと後悔。なんでも後から人に語れる経験って、大事大事)

あまり勉強に熱心ではなかったが、入学した時たしかに、
「ここから4年間、ありがとうございまーーす!」
そう思って大学生活をスタートさせていた。

そんなわたしが、だ。

長男が履修科目を選択する傍ら、教職課程を履修させるか迷っていた。息子が、部活動もあってスケジュールが相当タイトになりそうだと悩んでいた時、わたしはやや声高に電話口で彼を説得していた。

「教職はぜひとったほうがいいよ。将来きっとあなたの役に立つから。絶対とったほうがいいよ!」

どの口がそれを言う、である。