地獄のような光景が頭を支配

電車も調べないとまだちゃんと乗れない、指示したことの半分以上聞いていない時がある、お金の管理が甘くて狙われやすいであろうまだ中学生の我が息子。彼がラップの会場に集まってくる大観衆に紛れて決して無事であるはずがないであろう「地獄のような光景」がすっかりわたしの頭を支配していた。

たとえば行き先がディズニーランドでも、反対するのか、わたし?

確かにたとえ行く先が遊園地でも、実はまだ心配だ。けれど遊園地に子ども同士だけで行かせる年齢は、年々下がっているような気がする。
子ども同士が約束してきても家庭ごとにお許しがいただけるかどうかはさまざま。結局まだ我が家は子どもだけで行かせたことはない。

(ちなみに兄は大阪に出して一人暮らしをさせたところで、あれこれルールを言い渡しても守っていたかどうかは…不明)

きっと「何か起こった時、どうするか?」を考えた時、必ず親が駆けつけられる保証がない限り、子どもたちだけで解決できる可能性は低い。だから心配なんだと思うが、子どもたちにしてみれば

「なんで?野球でいつも一人で電車に乗ってるのに何が心配なの?」

いや、野球に行ってるときも実はまだ心配なんだが。